I-O DATA USB3.0 外付けハードディスク HDJ-UT HDD交換

IO_HDJ-UT 分解ハードディスク交換
落下によりデータが読めなくなってしまった、IOデータの外付けハードディスク HDJ-UT USB3.0 1TBモデルです。

バックアップ用ですので、データの救出ではなく、動くようにならないかとのご依頼。HDDの物理破損なのか、その他の基板等の故障なのか…分解です。


解体は以下の通りとなります(順番はあまり関係ないです)。

まずは、背面のUSB差し込み側のネジを外すと、側面のパネルをスライドして外すことが出来ます。内部はステンレスの板で覆われていますので、3箇所のネジを外してこれを取ります。

次は底面のクッションゴムをめくると隠しネジ、こいつを外すと前面のパネルがポロッと取れます。

最後はハードディスク。底面の品番シールをはがすと隠しネジ、ハードディスクの対面のネジはドライバーが使えませんので、プライヤーなどで軽く緩めます。後はHDDをスライドして取り出します。

わかってしまえば簡単なのですが、分解痕が残ってしまうゴム足やシールをはがすのに(隠しネジを疑っていても)躊躇してしまったため、思いのほか時間が掛かってしまいました。

外すネジ位置は画像を参考にしてください(分解・換装は自己責任で)。

さて、取り出したHDDを当社のPCに直接繋いで見ると…まともに認識しません。元々付いていたHDDはSeagateのBarracuda、回転数は5900rpmのようです。当社在庫のHITACHI製、7200rpmを仮止めしてみると動き出しました。転送速度も問題なし。やはり、ハードディスクが物理的に壊れてしまったようです。

しかしながら、後々の不安もありますので、Seagate製の同一HDDを取り寄せて元に戻しました。内部的には新品同様に復活です。