富士通 LIFEBOOK AH49/D3、使用中に突然バスッっと電源が落ちて、その後は無反応とのこと。さっそく見ていきましょう。
って、マザーボードを露出させたら、いきなり目に飛び込んできました。何やら派手に火を噴いた様子💦
メイン電圧ラインのチップコンデンサ、2箇所が爆発したようです。2個同時って結構レア。
まずは右側。取り外したら基板が真っ黒。ぶしゅーっと噴火したみたいです。
ショートしないように、基板の層や金属片を剥がしていきます。
レイヤー(層)までは破壊されていなかったので除去のみ、このままで大丈夫です。コンデンサはつけません。
もう1箇所左側。こちらも半田が融けるほど火を噴いたようです。隣がブランクになっているので、そちらにコンデンサをつけることにします。
ほじくった部分をマスク、絶縁して修復完了。
しかし、電源が入りませんでした…メインの電圧が3V程度しか流れ込んでいません。
どこで落ちてる?回路を辿っていくと、電源入力直下のヒューズ、19V入って3Vしか出ていません。16Vも降圧されています。切れかかってますね。
ヒューズをピンセットで挟んで、電源を入れると起動しました。
強引に19Vを通した後、このヒューズは完全に絶縁。エレメントが溶けきって死んだようです。交換。
電源が入りました。
充電ランプもついています。直った?
しかし、ランプは付いているのに充電がされていない、充電%が上がっていかないことに気付きました。むしろ減ってる?
しかし、電源を落として放置しておくと、充電100%になっていたり、もうわけがわかりません😭
直した辺りは正常に思えます。う~む、わからない。
マザーボードを取り外して裏側の検査。こちら側にメイン電圧の入力回路があります。
見つけた!一番最初のMOSFET(Q1)がショートしていました。このせいでメイン電圧がダダ漏れになって、バッテリーへのスイッチングがうまく制御できなかったみたいです。
すぐ下の方にBQチップ(充電制御IC)がありますが、こちらは無事でした。まぁ、これがショートすると電源が入らなくなるので当然ですが。
外したQ1MOSFETはショート、ビンゴでした。
適当なMOSFETをはんだ付け、ゲート電圧も正常に戻りました。
ようやく修理完了。
4つものICが燃えたのは珍しいです。コンデンサ(ふたつ)→MOSFET→ヒューズ、という順に瞬時に飛んで、基板が他回路への被害を抑えようと頑張ったのだと思います。オンボードのCPUが無事でよかったです。


















