とある日の夕方。「ノートパソコンが1台欲しい」という、駅反対側のBAR、STRANGER THAN PARADISEに、ニコイチDyanbookを渡してきました。
小雨が降るなか、傘もささずにトボトボ帰宅。家に着くなり電話がなりました。
牛○(ぎゅうまる)という、焼き肉屋さんの社長から。「今、駅前歩いてました?ちょうど動かないパソコンを車に積んでるですが、今から行ってもいいですか?」
私「いいですよ」…しかし…どこで誰に見られているかわからんな…
すぐにマンション下まで降りて合流。症状は電源が入らない。3,4年前にダメになり、数日前にそれを倉庫で発見。動けば社員に使わせよう…という目論見。
パソコンには疎いという社長。電源が入らない、というのも正確な情報ではないらしい。3年も経ってるし。
機種は日立のPrius。PCF-GN33Mという小さなノートパソコンです。
電源を入れてみると…おっ、普通に起動しました。が、XPのロゴが消えた後は、黒い画面にマウスポインタのみ。セーフモードでも同じ。
えーい、ダメ元。修復できそうなコマンドを片っ端から試しました。
結果は症状に変化無し、何をやってもマウスポインタのみ。
結論いきます。ハードディスクを取り外し、ウィルス検査。いくつかの感染が見られました。
Daonol.F トロイの木馬と出ていますね。そーか、3,4年前、これが流行った頃に感染し、そのまま仕舞い込まれていたんですね。
脅威を駆除して起動確認。初めて「ようこそ」にたどり着きました。
小さいのに画面の解像度は1280✕800。ナカナカいいですね。
念のため、システムの復元をして、再度ウィルスチェック。
メモリーが不足、発熱がすごい、などの問題を抱えていましたが、翌日無事に引き渡しとなりました。





