Lenovo Ideapad S540-15IML、充電がうまくできないという定番の故障ですが、今回は少し様子が違っていました。北海道からのご依頼。
角度調整で充電できていたということで、いつもの半田クラックだと思います(実際はもっと重症でした)。過去の例では以下のような状態でした。


パソコンが到着、さっそく患部を見ていきます。結構ホコリが溜まっていますね。清掃してから修理を開始しましょう。
ヒンジ部を外してDCジャックを露出させます。ヒンジのナット部一箇所が破損してました。
スパークした煤が結構目立ちます。そして、ジャック背面ピンが途中から無くなっています💦 折れてどこかに行ってしまった?内部をいくら探しても見当たりません。これでは絶対に通電しませんね。
基板側のはんだ付け部分は炭化。そしてピンをいじくると自由に動いてしまいます。
どうやらDCジャック内部でピンが外れてしまっている様子。これではジャックの交換しかありませんね。
マザーボードを取り外さずに交換しようとしましたが、パーツがボディとの隣り合っているため、リスク回避で基板を外してから作業することにしました。
このDCジャック、随分前に購入したのですが、実は使うのは初めて。いままで何台も交換せずに修理できていたのです。
交換後。やっぱりピンが外れていました。お客様によると、充電の調子が悪くなりだしてから、かなり強引にプラグを曲げたり押したりを繰り返したので、そのせいだと思うと仰っていました。
修理後、通電・充電ともに問題ありません。
ヒンジのナット破損はスルーの方向で。ヒンジの締め付けが固すぎるのが破損の原因なので、緩めることで対策します。強度的には片側2箇所がとまっていれば大丈夫そうです。ちなにみ反対側も同じ箇所が崩壊していました。
この機種 S540-15IMLでは、ジャック交換は初めての事例となりました。充電の調子が悪くなったら、早めに対処すれば交換まではいかずに修理できると思います。
ご依頼ありがとうございました。










