2013年1月、SONYストアで、VAIO Sシリーズ13、SVS1312AJを購入しました。
購入後は、レビュー記事としてアップするつもりでしたが、相変わらずブログの更新が滞っていて、この記事を書いているのは2014年の1月、一年も経ってしまいました。今更デザインのレビューなどは必要無いですね。
忘れてしまったことも多いのですが、SSDの換装と購入後に思ったことなど書いてみます。
購入したのはWindows8に慣れるためです。いろいろと候補はありました。
デザインを除いた、希望のスペックなどの優先順位は、
- 11-13インチであること
- DVDドライブが内蔵されていること
- 画面の解像度が1600*900以上
- 長期保証に入れること
- 国内のメーカーであること
- キーボードバックライトが欲しい
- 出来ればグラフィックはIntelのみ
こんなところでしょうか。Ultrabookであれば他メーカー含め、選び放題、しかし光学ドライブが付いていないので、全滅ということになります。そうなると、選択肢はほとんどありませんでした。
過去にVAIOを2台購入していて、今でも現役で動いていること、やっぱりVAIOのデザインが好きなことで、このSシリーズに決めました。
グラフィックはIntelとnVIDIAをスイッチで切り替えられるモデルです。nVIDIAなんて私には必要無いんですが、1600*900の解像度を選択するには必須となっていました。本モデル以前は、グラフィックはATI、本機よりGPUがnVIDIAになり、多少信頼性は増したような気もします(ATIのGPU不良、同型TypeSを修理した経験あり)。
カスタマイズした仕様は下記画像の通り。SSDは選択肢に無いので、購入後に換装予定、メモリーは増設予定、指紋センサーなんて使わない、TPMチップなんてもってのほか、長期保証は必須(3年ワイド、液晶割れや落下、水没にも対応します)、という感じです。
商品到着後、電源を入れる前に、鼻息も荒く分解してしまいました(笑)←これが失敗だった
ハードディスクを抜き取ります。7mm厚でした。
SSDはIntelの520シリーズ、180GBを選択。SSDも黒いガードを外して7mm厚にします(少し軽くなるかも)。
HDDの内容をSSDへクローン化。
ちなみにSSDの中身はこんな風になっていました。ブランク部分に、あと2つチップを付ければ240GBになりますね。
格納。
メモリーも余っていたものを増設。オンボードの4GBで十分なんですけどね。
元のハードディスクは、修理に出す際には戻すので、しっかり保管しておきます。
実はこの後、電源を入れると「Windowsがインストールされているドライブがロックされています」と言われて起動出来ず。仕方なく、HDDに戻し初期設定後、リカバリディスクを作成、リカバリにどれくらい時間が掛かるのか、リカバリディスクからリカバリすることにしました。掛かった時間はSSDで2時間、ずいぶん掛かるな~。
そして、初期設定が終わり、無事にWindows8が起ち上がりました。
起動時間を比べてみると、HDD:17.6秒、SSD:13.3秒、4秒は大きいですね。STAMINA・SPEEDモードでの違いはさほどありませんでした。
SSDに交換した分、少し軽くなっているか…重量は…ほんとに気持ちばかり軽くなっていました。13g。
STAMINAモードとSPEEDモードのエクスペリエンスインデックスの差です(この時以来、SPEEDモードには一度も切り替えていません)。
約半年後、電源を入れると画面が真っ白になり、縦線が入る状態に…。全然使ってないのに、GPUが故障したかに思えました。
HDDに戻してメモリーを抜き、修理に出すと、1週間ほど経って、パネル不良との連絡が入り、その3日後に、パネルの在庫が無いとか…待たせますね。しばらくして、パネルが交換されて戻ってきました。この時「元のパネルは処分してイイですか?」と問われ、「返して下さい」と答えると、「出来ません」と…だったら聞かなきゃいいのに。
その後もヒンジのガタツキ・傾き(右側が浮いている・これは購入時からでした)で修理に出しました。ヒンジパーツ一式交換との事でした。2回の修理、この一年の10分の1の期間、修理に出ていたことになります。
これらが通常保証の1年を経過した後に起きたとすると、ぞっとします。恐らくすごい修理料金になるでしょう。まだ1年経っていませんが、3年ワイドの保証はやはり安心感が違いますね。
それではいろいろと雑感とか。
- フルフラットなデザインは良い。出来ればキーボードも白にして欲しかった。キーボードバックライトは綺麗で役立つ。
- 中途半端なノングレアパネル、日の当たり方で見づらい時が多々ある。
- 1600*900の解像度は広くて良いが、たまにマウスポインタを見失う。1366*768でも良かったかな。
- 冬場、マグネシウムボディがとにかく冷たい。とくにパームレスト。
- 深夜に何度もスリープ状態から勝手に復帰、ファンがブンブン回り起こされた。いくつかのトリガーを解除で対策。
- 意外と重い(物理的に)。
- 余計なソフトがあまり入っていないのは予想外で好印象。
- パネルが薄く、上半身、ヒンジの作りが貧弱。パネルの開閉は中央を持って慎重に。
- 排気口に溜まったホコリの除去方法が無い。
- 他にもあったような気がしますが、忘れました。
以前買ったVAIOの履歴を調べて見ました。共にXP機です。
・2005年 VGN-T51B 約15万円(カミさん使用中、遅いとか文句を言っている)
・2006年 VGN-FT52DB 約20万円(地デジモデル、おふくろにあげた)
そして今回のタイプSが、100,800円。それにしても安くなったな~、と思います。でも耐久性に関しては、過去2台よりも悪そうです(特に持ち運び時)。
現在の使用時間を調べて見ると、約1年で100時間未満…全然使っていませんね(笑)3ヶ月間くらいしまいっぱなしな時期もありました。Officeはおろか、メールソフトも入れていません。いったい何のために買ったのか…Windows8は勉強出来ました。
あとは寝室でDVDを見るのも目的のひとつでした。しかし、メンタリストのシーズン3を一気見したくらいで、それもしなくなり(やっぱりエンコードしたものを、iPhoneで見ていた方が使い勝手がイイ)…。もっと安くて軽いUltrabookの方が良かったのでは?とは「思わずに」長く使っていくつもりです。