TOSHIBA Dyanbook Qosmio F30/795LS、とあるソフトをインストールしてから調子が悪くなり、Windowsが起動出来ないそうです。
今回はWindowsの不具合とグラフィックチップの半田不良を併発していました。ご依頼内容は…
始めにハードウェアー、ソフトウェアーに原因がありますなどの文面が出てきます。その時の背面は、黒で赤の縦線か白の縦線が出ます。次にウインドウXPの画面が出て電源が切れ、また電源が入り、その繰り返しです。よろしくお願いします。
お預かり後、白黒画面をよく見ると、規則的な青いラインが出ています。グラフィック不良は確定のようです。
解体。GPU側排気口には少しホコリが溜まっていました。
チップの加熱診断で、縦縞が消えていることを確認。
今回はGPUの再実装修理をご選択頂きました。
詳細は割愛しますが、基板リワーク後、Windowsを修復することが出来ず、リカバリを掛けて初期状態へ。
古いチップが再実装時の熱ストレスに耐えられるか、ちょっと心配でしたが、なんとか修理は成功しました。
リボール・再実装修理は、延長保証付き(1年間)をご選択頂くことも可能、今回はそれを適用。ブログをサボっていた関係で、この記事を書いている今、修理から1年以上が経過しています。最低保証期間はもってくれた…言い方は不適切ですが、肩の荷がおりた瞬間です。
※Qosmioシリーズ、F10・F20・F30のマザーボード取り出しには追加工賃を頂いております(解体困難)。
★2016年3月を以て、グラフィックチップの修理は、受付を終了しました。データ救出は対応可能です。