NECのLaVie、画面が映らない症状の、PC-LL550RG、PC-LL370SG、PC-LL550RJ、ブログの更新をサボっている間に修理した台数は30台ありました。
LL550RGが8割、残りはLL370SG、550RJというのは1台だけ。チップのリボール再実装修理とリフロー修理(割り切り修理含む)は約半々といった割合です。
★2016年3月を以て、グラフィックチップの修理は、受付を終了しました。データ救出は対応可能です。
この機種はファンの排気口にホコリが溜まり、チップセットが異常発熱、チップの半田が壊れてしまったのが故障原因となることがほとんどです。電源は入るが、画面は真っ黒という症状になります。
オークション入手後の故障修理依頼の多い危険機種。1~2割は加熱歴がありました。
修理後の再発は非常に少ないです。ただし、故障前と同じようにホコリを溜めてしまうと同じ事の繰り返しになってしまいます。ホコリが溜まる前に、底面からエアダスターをふいてホコリを飛ばして下さい。こまめなメンテナンス、使いようによっては長く持つと思います。
数多く修理してきた機種、修理方法などは割愛しますので、過去記事を検索してみて下さい。
私が一番初めにチップのリフローを試したのが、この550RGだったような気が。ちょっと思い入れがあります。その個体は2年ほど前に知り合いに譲渡しました。ちなみに今でも現役で動いています。使用頻度は少ないみたいですが…それが長持ちの理由かも。
VISTAパソコンですが、デザインを気に入られて使われている方が多いみたいです。Windows7や8にアップグレードされた機体もいくつかありました。
★2016年3月を以て、グラフィックチップの修理は、受付を終了しました。データ救出は対応可能です。