富士通のFMV-BIBLO、NF50Y。起動の度にファンエラーが出るそうです。
結果的に冷却ファンの交換で事無きをえましたが、とにかく内外部のホコリが凄まじかった。使用環境により、ここまで汚れるという事を理解して頂くため、記事の大半を「ホコリ画像」にしました。
パソコンを起動すると文字だけの黒い画面になり、その中の一文で、ファンエラーと書かれています。F1・F2ボタンを押すと起動するのですが、ファンエラーと出て、いきなり電源が落ちます。このような症状が出る前からインターネット中に、パソコン内からすごい騒音がしていました。
起動させても落ちるということから、起動はさせずに分解・清掃から始めます。
それでは、ほこりをご覧頂きます。
キーボード上の細長いカバーを外すと、ヒートシンクのフィン部分が見えます。本来ここから溜まったホコリを採取するよう設計されています。
ほこり画像を続けます。
ファンの清掃、注油をしましたが、ゆっくりとしか回ってくれませんでした。交換です。
さて、少し前に部品取りとして入手したNF50W、マザーボードと液晶パネルはすでに別の修理で抜いています。3度目の有効活用、ファンを提供してもらいましょう。
合いますね。
部品取りマシンはネジを1本も締めていません。保管時にバラバラにならないようストレッチフィルムで巻いてあります。まだ使える部品はありますので、大事にしまっておきます。
仮組みで動作確認。
排気口のホコリも無くなり、本来の冷却効果を取り戻したようです。
復活しました。
ちなみにこのようなボタンが付いたNFシリーズは初めて修理しました。
ファンが壊れていなくても、ヒートシンクの排気口にホコリが溜まりすぎると、冷却効果を失い、CPUが熱暴走を起こし電源が勝手に落ちます。PC内部やUSBポートなどのホコリもショートの原因となる可能性があります。出来る範囲で結構です、たまには清掃をして下さいね。