LaVie LL550/KG、いつものやつです。画面は真っ暗でDVDドライブにアクセスを続ける、もう何台直したでしょうか。
まずは1台目。定番となっているテストを開始します。
メモリー交換→DVDドライブ交換→CPU交換→チップセット加熱の順番になります。
おっと、CPU交換で起動しました。チップセットまでいくと厄介なので、とても気が楽になります。
そして2台目。
こちらもCPU交換で復帰。
宅配便の発送時間まで、ストレステストを繰り返し、不具合は出ないので返送します。
ところが…。翌日のこと。お客様より「起動しない、送る前と全く同じ症状」とのご連絡。
な、なんだって…おかしいな。お客様に起動時のデスクトップの画像を送ると、確かにご自身のPCだ、と確認して頂けました。ほんとに動いていたんです…昨日までは。
どうこういっても仕方ありません。返送して頂き、再度診断。今度は別のCPUに取り替えてみても起動できません。そしてチップセットの仮リフローへ。。。あー、起動しました。
診断を見誤っていました。ごめんなさい。結局、この後、チップセットの再実装修理となりました。
何が原因でこうなったのか。推測でしかありませんが…チップセット上のヒートシンクを外した際に、微妙に外れていた半田バンプが一時的に通電。輸送時に再度不具合を発症。
それにしても、なんとタイミングの悪い状況で回復してしまったのでしょう。後の検査で元のCPUは正常と判明しました。
大人買いした新品QL-60。無い時は必要になるくせに、まとめて買うと出て行かないという法則。2つ減ったと喜んでいましたが、1つ戻りました。
★2016年3月を以て、グラフィックチップの修理は、受付を終了しました。データ救出は対応可能です。