I-O DATA HDCS-U1.0 落下後、データが読めない データ救出

HDCS-U1.0

アイオーデータの外付けハードディスク、I-O DATA HDCS-U1.0。衝撃を加えてしまい、データが読めなくなってしまったようです。

専門業者さんの見積もりは12万円。お客様、もう殆ど諦めていると、がっくりしているご様子でした。

テーブルの上から落下させてしまい(パソコンもHDDも電源をつけた状態でした)、それ以降、HDDのデータを開こうとすると、フォーマットを要求してくるようになりました。一度専門の業者さんに見てもらったところ、機械のデータを読み取る部分の部品が壊れていて、中のデータを救出するには部品の交換だけでも数万円する、と言われました。

諦めきれないのがホンネとは言え、12万円は個人で出せるレベルではないですよね。この診断で2時間待たされ、専門家が「機械のデータを読み取る部分の部品」が壊れていると診断したのであれば、まず当方ではムリです。見るだけでも良ければ&期待はしないで下さい、ということでお預かりしました(都心から電車で来てくださいました)。

「機械のデータを読み取る部分の部品」というのは何を注すのかはわかりませんが、とりあえず、ケースからハードディスクを取り出してみます。WDの1TBが入っていました。そして、HDD上部に診断シール(モザイク掛けてます)。呪文のようなものが書かれていて、私には翻訳不可能でした。

私のPCに繋いでみると…PCがフリーズ!やべっ。劣化状態がひどいようです。強制終了で事なきを得ましたが、まずはどうでもいいノートに繋いでみることにしました。すると、やはり「フォーマットしますか?」と言われてしまいます。これをキャンセルすると、ファイルシステムがRAW。ぶっ壊れてますね。

HDCS-U1.0

ここでちょこっと手を加えてみました。少し改善。ファイルシステムはNTFSでの復元は出来ませんでしたが、FAT32で復元可能になりました。SMART情報を見てみると、HDDの状態が悪いですね。

落下が引き金にはなったことは間違いないです。しかし、元々かなりダメージがあったようです。

HDCS-U1.0

必要なもののみご指定いただきファイルを復元。大部分はAVIなどの巨大動画ファイルです。復旧先の媒体を預かっていないことから、今回は当社のFTPサーバーにアップロードし、制限ユーザーを作成。お客様ご自身でFFFTPを使って、ダウンロードしていただくことにしました。

HDCS-U1.0

復旧可能のメールをお送りしたのは夜中でした。まだ、起ていらっしゃいますか?

ばっちり起きております。もうこんなに復元されているなんて、とびっくりしました。必要なものも、いただいた一覧の中にございました。試しに大きなものを一つ落としたところ、問題なく動画の再生もできました。どうもありがとうございます。

あきらめていたものが戻ってくるのは本当に嬉しいものですよね。

診断した業者さんでは、クリーンルームを使って部品を交換すると言っておられたそうなので、12万という金額は妥当かと思います。私の方では分解はせず(出来ないから)、ソフト的な部分から攻めてみました。すべてがこううまくは行きません、ラッキーでした。