TOSHIBA Qosmio G40/95C、デカイ、とにかくデカイです。
ヤマト運輸が台車で運んできた荷物、あまりのデカさに何が送られてきたのかわかりませんでした。
★2016年3月を以て、グラフィックチップの修理は、受付を終了しました。データ救出は対応可能です。
開けてみると、Qosmio G40が一台。このノートの大きさにもビックリしましたが、パソコン宅急便の箱、これ、デカすぎだろ…しかも内部を「折る」処理がなされておらず、パソコンは内部で泳いでいる状態。以前も触れましたが、しっかり梱包してください、ヤマト運輸さん。
パソコン宅急便「BOX C」はプリンタ用です。パッと見、このG40でも12台以上は入りそう。BOXの選択はヤマトが行うはずですが、ほんとにこれが最適だったのでしょうか?
フルHDのディスプレイの両脇にスピーカー、こんな大きなノートPCには初めて触ります。
起動してみると…「PCI Express error」の一点張り。グラフィックエラーですね。以前もこのエラーが出て修理業者さんにて修理を行ったそうです。その際はホコリを除去したとか。
底面にはダストカバー。内部にホコリはありません。
バラしていきます。キーボードはごく普通のA4ノートサイズ。液晶とスピーカーで横幅がでかくなり、それに併せてケースもでかくなってしまったという感じです。
もう、液晶テレビを分解している気分。大きさからいっても、LEGZAと呼んでも差し支えない。
GPUです。グリスがCPUと違うタイプになっていましたので、以前に修理した業者さんがヒートシンクを外したのだと思われます。ですが、加熱処理したようには、どうみても見えません。マザーボードも外された形跡が残っていない。どのような修理をしたのか気になります。
仮組みが大変なので、マザーボードは外さずに、GPUを軽く加熱します。
「PCI Express error」から、エラーの文章が変わりました。「ハードディスクのケーブルを点検しなさい、起動が出来ませんよ」と言っています。HDDは外していますので、この時点で、グラフィック不良は改善しています。
出来るだけ再発は避けたい、とのご要望でGPUのリボール・再実装修理となりました。
組み上げ後。すごい迫力です(写真ではわかりづらい?)。
同日に発送の、GATEWAY P-6861jFXと並べてみました。P-6861jFXもかなりでかいですが、G40、はるかに上をいってますね。
梱包。折るところは折ってしっかり固定、ハンモック状態が好ましい。
【追記:ひとりごと】お客様からの貴重なタレコミで、以前の修理はマザーボード修復だったと判明しました。GPUに何らかの加熱処理が施されていたようですが、マザーボードを外さずに直接加熱したように思えます(前述の通り、それでも復旧はします)。再発はしかたないにしても、高額な修理料金、手抜きはいけません。グリスも安物だし…。以上、独り言でした。
★2016年3月を以て、グラフィックチップの修理は、受付を終了しました。データ救出は対応可能です。