AcerのSwift 5 SF515-51T-H58Y/B、電源が入りません。関係無いけど型番長すぎ。
第8世代Core i5、1kgを切るモバイルノートだそう。外観キレイですね。空けます。マザーボードちぃっちゃ!バッテリーでか!
基板のフチ付近にアッサリ見つかりました。チップコンデンサのショート。
筐体に半田ゴテが触れないよう注意深く交換します。
起動しました。
Windows11ですね。
速攻で返送となりました。ありがとうございました。
おまけでもう一例。同じ型番の機種で、こちらも電源が入りません。メインの電源ラインにショートは無いので、原因の特定は簡単には出来なさそう。
上の例の表側には破損は無さそうなので、基板を取り外し裏側を検査。
各種電源回路を辿っていくと…見つけた。またしてもチップコンデンサのショート
。外観に破損は無いのでわかりづらい。交換。
基板を戻そうとするも、バッテリー付近のコネクタがグチャグチャに入り組んでいて、バッテリーを外さないと、どうやっても物理的に差し込めない(抜けてしまう)。
んで、バッテリーは粘着テープで貼り付いていました。メンテナンス性が酷く悪いなぁ。
来ましたね。
即日修理完了。
この機種、SSDのチップそのものがマザーボードに貼り付いているタイプ(オンボード)。メーカーでのマザーボード交換ではデータが当然消えるし、電源が入らないので、データの救出も不可能、お客様は途方に暮れていたので、大変喜んで頂けました。