Lenovo Thinkpad T495 電源が入らない マザーボード修理&Fan Error

Lenovo Thinkpad T495 Ryzenモデル(20NJCT0-1WW)、全く通電・充電しませんが、残量のあるバッテリーのみでは駆動する。都内法人様より。

メーカーでの診断結果は…「システムボード・シールドバッテリーの故障が原因ではないかと思われます」ということです。

USB-Cコネクタの破損もあると考えましたが、メーカーがそう言うのなら、そうなのでしょう。

驚愕だったのは、メーカーの修理見積もり。1年少し前のモデルとは言え、その額18万円!恐ろしい。※当方での修理料金は1/10以下でした

空けます。おっ、M.2のSSD、と一番最初にそこに目が行ったのが幸運だった。

たまたま一番初めに目に入ったあたりに破損らしきもの発見。

チップコンデンサの側面に破裂痕。小さいので肉眼だとわかりづらいけど。

チップ部品が密集していますが、導通しているのはこの1コのみ。交換します。

動いた。速攻でした。マザーボード外さずに済んだ。

秒で直せたラッキー事例。

そこがショートしていても、バッテリーでは動くのね、ということがわかりました。

— その後 —

それから2週間、突然ファンエラーが出て起動しないとご連絡。再度送って頂きました。

電圧掛けても音沙汰無し、死んでいるようです。交換ですね。

このファン、コネクタからの1本のケーブルがヒートシンクまで這っていて、何やらアースを取っている?

実はその前にCMOSクリアを試したりしているとエラーが解消、ファンも回り出したのですが…。

何度か再起動するとまたFan Errorの繰り返し、という診断結果を経ています。

ファンを分離して、細いケーブルを半田付けするのがめんどいな。ファンの再圧着も気になるし。

あまり価格が変わらなかったので、ヒートシンクASSYで交換対応。

その後はファンエラーが出ることは無くなりました。

最近のファンはどんどん薄っぺらくなってるけど、耐久性に影響しているのかな?他の機種でも経年とは思えない異音・故障が多い気がします。