何ヶ月もブログを更新をサボっているので、「営業してますか?」(倒産してないですか?)と、前置きのあるお問い合わせ。
過去にも1年以上ブログを放置した際に問われましたw 大丈夫です。毎日やってます。
書きたい単体修理記事はいっぱいあるんだけど、完全にやることが無くならないと、書き始める気にならない。ダメだな~、こんなんじゃ。
リハビリのつもりで、超簡単に本日の出来事を記事にしてみます。お盆中のため?今日は忙しかった(進行中)。ちなみに目を見張るような、面白い事例はありません。
朝9時、お二人様のお持ち込み。
最初の方。NEC PC-LL750FS6B、電源が全く入らないとのこと。
定番のチップコンデンサパンクでした。
予防で破損予測の付く、コンデンサは交換します。
10時半にお引き取り頂きました。
お二人目、Let’sNote CF-SX2。Windowsが起動しない。
USBメモリーからの修復も受け付けず、HDDを取り出すと、Cドライブが未フォーマット状態。不良セクタ172箇所。
中古購入と後から伺いましたが、Windows8モデルなのに、HDDが非AFT、250GB。なんで非AFなんだよ…。複製を作るため、非AFの320GBを使用。修復を掛けると起動した。
この320GBはお譲りできないので(希少)、オフセット・アライメント調整を行い、AF規格320GBへ再度クローン化(ご予算の都合で中古良品で)。翌朝8時半に引き取りにいらっしゃるとのこと。
※Let’sNoteの物理修理は行っておりません。今回はWindows障害か、HDD障害でも取り出しが容易だったため、お預かりしました
ここで出張外出。新規メールの設定2台と、名刺デザインのお手伝い。常連さんが新会社を起ち上げました。
帰宅途中にお電話。NEC PC-LS150HS6B、電源が入らない。市内なので、帰宅時間に合わせてお持ち込み。順番待ちをご了承頂きました。
到着後、留守中に宅配ボックスに入れておいてもらった、LIFEBOOK A749/Aをピックアップ。キーボードにコーヒーをこぼしてしまい、いくつかのキーが無反応。
第8世代CPUのマシンに、手持ちにあった、第2、3世代マシンのキーボードが完全適合。ビックリ。長く使うね~、富士通さん(Lenovo支配下)。ちなみに新品は流通無し。ラッキーでした。午後にお引き取り。
さきほど預かった、PC-LS150HS6B。手っ取り早い、CMOSリセットをしてみた。
ウソだろ?動いちゃったよ。BIOSかSuper I/Oがフリーズしていたと思われ。もう夜8時ですが、速攻でお引き取りにいらっしゃいました。
そして、宅急便で届いていた、NEC PC-LL750HS6W(上のLS/Hとは別モノ)。電源ボタンを押すと、1~2秒で電源が落ちます。反応するのは電源LEDのみ。点いて、音も無くフェードアウトしていきます。上のLS150HSのように、CMOSクリアで、などとそう都合良くいかなかった。
ボタンを押した直後に30mAほどの電流が流れ、徐々に降下。単純にLEDを光らせているトコのチップコンに溜まった電荷が放電してるだけかと。
これは難易度が高そうです。多分、今夜中には終わりませんね。つーか、直せるのは半々くらいの確率?うまくいったら単体記事にしたいです。
もう少し頑張ります。一日何も食ってないです。晩酌したい。
この記事は前の記事と8ヶ月間空いていますが、遡って記事を書くタイプの男なので、後々その期間が埋まっていくと思います。早くやる気(書く気)を起こさないといけませんね。
★当日追記:現在 23:45
ひとつひとつハードウェアを外す度に通電確認をしていったのだが、結局、最後のCPUを外した後も挙動は変わらず。
本当の最後の最後のハードウェアは、電源ボタンのサブ基板。これを外して、コネクタ端子(16ピンもある)を直接ショートさせたらどうなるか?これを調べていたところ、いくつかのピンので僅かながら大きな電流が走ることがあった。なんだ?ボタンが多いので、3.3Vが流れるピンは多数。しかし、電源ボタンのピンは特定…でもショートさせても電源は入らない。
試しにスイッチのサブ基板を再度取り付けて動作確認。すると、ある変化が。
電源ボタンのLEDの消灯の仕方が、フェードアウトでは無く、一瞬で消えるようになっていた。なぜだかは不明。
CPUのみを戻して、電源を入れてみる。と、電流が大きく流れ、LEDは消灯せず。電源が入ったようだ。なんか知らんけど直った?(当初CPUの再取り付けだけでは、こうならなかった)
高揚しながら、ヒートシンクとメモリーを装着。そしてスイッチON。
ファンは回転していないが、電源が入ったまま落ちない。CPUも発熱している。CPUの温度が上がれば、ファンは回り出すかな?
とりあえず、筐体に仮組みして、LCDのケーブルのみを追加で挿し、電源を入れる。
あれ?なんで?…LEDはゆっくり消灯、しょっぱなの状態に戻ってしまった。意味不明です。
そして、今やったことを同じように繰り返してみても、変化がなくなってしまったTT
もう今日は終わります。力尽きました。もし直ったら個別記事で。
★更に追記
今日は終わりと言いつつ、2時間ばかりやってしまった。
もしかしてCPU?などと思いたってしまったためです。長いこと修理業をしていますが、IntelのCPUが故障したなんて、わずか2度くらいしか記憶に無いです。でももうやることが無い~。マザーボードは散々検査したけど、ホントに壊れての?って感じなんだよね。
第4世代i7であると、なぜか思い込んでいて(第3世代だった)、適当なCPUを探しまくった(第3世代ならいくらでも近くにあったのに)。んで、Pentium?あたりが見つかったので交換。
すると、起動したのです。i7に戻しても起動。何の変化が起きたのかは不明。最小構成から仮組みまで持っていっても、先ほどのような再発は起きなかった。
しかし…ファンが全く動かない。ファンを装着したままのコネクタ電圧を計ると、2.5Vしかない。定格5Vの半分。マザーボード故障?(あとで勘違いに気付く…)。
同じコネクタの適当なファンが無いか、ごそごそと探し回る。元の半分の1Aしか流さないものだがテスト。
回ったよ…。よくよく考えたら、これ3ピンコネクタなんですよね。探している間も近くに転がっているのは、近年の4ピンばかり。3ピンなので、電圧で回転数を制御していると思われ。2.5Vでも動かないし、ファン単体に5V電圧を直接印可させても回る気配無し…故障と断定。
取り寄せになりますが、ファン交換をお客様に提案することに。
再発は起きず、何度やっても、ファン以外は正常化してます。
なぜ起動しなくなったのか、なぜ復活したのかも、いぜん謎です。ファンの故障が絡んでいる可能性はありますが、ファンなんか無くても電源だけは入るはず。壊れたファンが付いていても、結果的に電源は入っているし。
ファンが届いたら、長時間動作テストを行いましょう。この記事はこれにて完結とします。簡易的な日記で済ませるつもりが、結局いつも通りの長い記事に。
もう2時過ぎだよ、疲れました。ただ、自宅事務所としているのが、この修理スピードを出せる強み(マンションなので看板出せないデメリットはあるけど)。急ぎの修理も数々対応してきました。徹夜もOK、気が済むまで出来ます。次の日、死ぬけど。