NEC PC-LM750LS(LM750/L)電源が入らない【YouTube動画あり】

LM750/L 電源が入らない

NEC LaVie PC-LM750LS6W(LM750/L)、13.3インチのCore i7モデル、電源が入らず、電源ボタンを押しても、何の反応もありません。

事前の簡易検査で、基板がショートしていることがわかっていたので、動画でも撮ってみっか、などとYouTuber気取りのことをやってみたため、静止画をあまり撮っていませんでした。

LM750/L マザーボード修理

とは言え、動画撮影なんてものにも慣れていなく、途中で録画されていない部分等があることも後で発覚。中途半端かつ、カット部分の多い動画ですが、記事の最後に埋め込んでおきます。

さて、マザーボードを取り出して検査。どういう利点があるのかよく知りませんが、空中に浮いた形で実装されているチップコンデンサ、8つ全てから不良反応。

場所はバラバラ。取り外さずに見える範囲で、亀裂など探してみましたが、どれもキレイなものでした。たぶんこいつらは正常で、どこか1箇所にこいつらと繋がっている、不良部品があるはず。

LM750/L マザーボード修理

電源入り口付近のMOSFETから妙な反応が。回路を良く見ると、ゲート(扉)が2つあるMOSFETでした。データシートのように、右側だけショートしていました。

ジャンク基板に同じタイプのモノが無いか、くまなく探しましたが見つからず。新品を注文しました。

LM750/L マザーボード修理

さて、上のMOSFETを取り外してみると、DC電源のショートはおさまりました。まぁ、このMOSFETがあった場所以降に電圧が掛かっていないので、当然と言えば当然ですが。

そして、コンデンサ達の反応はどうかな?ショート反応は消えていませんでした。

このショートの原因は別にあることを意味していますね。

さらに検査を続けたところ、ショートしている別のMOSFETを発見。ヒートパイプの下にあるので、検査がしづらく、後回しにしていた部分です。

LM750/L MOSFET交換

こちらは新品在庫があったので、すぐに交換。ヒートパイプが邪魔で作業が出来ないので、ヒートシンクは取り外しました。

こういった基板直付けタイプ(BGA)のCPUを冷やすためのヒートシンクは、出来るだけ外したくありません。取り外し、ネジの締め付けなどで、テンションが変わり、半田のクラックや未通電箇所を作ってしまう可能性があるので…。

LM750/L マザーボード修理

さて、パイプ下のMOSFETを交換したことで、8つ全てのコンデンサから、ショート反応が消えました。これが元凶だったんですね。デュアルゲートのヤツ壊したのも。

このMOSFETを交換せずに、一番始めに外したデュアルゲートのMOSFETだけ交換しても、ソレの破壊を繰り返すだけだったはず(多分)。

部品届いたので、交換しまーす。もう直った気分。

LM750/L MOSFET交換

無事に起動しました。

LM750/L 電源が入らない

動画の方がわかりやすいと思います。BGMとか好きじゃ無いので無音です。

施工は9月。動画の編集に手を付けたのが、11月半ば。ブログの更新さえ滞っているのに、自分としては早い方(笑

YouTubeでこういう修理動画を編集してUPしている方って、大変なんだな~、って思いました。趣味としては非常に楽しいものだけど、商売としてやろうとすると、録画、編集などで、通常の修理の3~4倍以上の時間が掛かる。正直、業務に支障を来すレベル。カメラやケーブルも邪魔でしょうが無かったです。

録画中に何度も電話は鳴るし、宅急便は来るし、結果録画ボタンの押し忘れ箇所も発生。半田作業を撮り直すことまでは出来ないしね。

動画をUPして、いくつもの細切れや、電話中の長ーく動かない部分がある巨大ファイルを全て削除出来るのが、今は何より嬉しい。何GB減るかな(^^

コメント覧、開放していますが、修理機材等の質問へは返答しないです。一応、企業秘密ということで。計測器やリワーク機など、何度も失敗・買い替えを繰り返し、修理方法に関しても、全て自分で調べたり、実験したりと、それなりの自分的財産と考えています。メールで聞いてくる方も多いのですが、自分で調べましょう!私もそうしてきました。

短いTips動画は上げるかもしれませんが、よっぽど面白くなりそうなネタが無い限り、もう全編はやらないと思います。そんなことより、日々の修理はたくさんしているので、ブログを更新しなければ。当サイトの一番の生命線なのですから。