印影(電子印)を自作してみた

いままで、領収書などには印刷後に角印を押していたのですが、時間があったので電子印を作成してみました。電子印はきちんと手続きをふめば公式文書でも認められる印鑑です。

社名から新規に作るサービスが5,000円程度、フリーソフトでもそれなりの雰囲気のものが作れるようです。私の場合は、現在使用している角印と同じものがよかったので、それを元にしたものを制作。

まずは、用紙に角印を神経質に、それはしつこく押してみました。しかしこれが、何度やっても滲んでしまったり、インクのつき具合により、太さのバランスが取れなかったり…ソフトウェアで読み込むと使い物になりません。最終的に元素材として採用したのが、角印を綺麗に洗い、インクや汚れを落としたものをデジカメで撮影した画像。三脚を使わないとどうしても微妙な手ブレが生じてしまいました。

後は、ソフトウェアでの作業です。多分、Photoshopでも、Illustratorでも、Fireworksでもペンツールがあればどれでも良いと思います。私はIllustratorを使いました。

デジカメ画像を左右反転し背景に設定。新規レイヤーで、書体の部分をペンツールでこまめに選択していきます。最終的には縮小するので大雑把で良いかも。複数のパスが出来ますが、シェイプ形成ツールで合体。凹んでいる部分は中マド化します。

最後に書体の部分に赤色を流し込んで、適当に縮小して完成です。空白部分は透明化して保存しましょう。私は.pngで保存しました。

印影(電子印)制作

使用時はadobe Acrobatのスタンプツールに登録してPDF文書に捺印できます。Excelなどはそのまま画像として貼り付けられます。急いでいる時に楽ですし、何より綺麗なのがうれしいですね。